上弦や遠くから響く火の番の柝
日向ぼこ(ひなたぼこ)
愛犬と背に受け読書日向ぼこ
冬の雨(ふゆのあめ)
温暖化激し降りでも冬の雨
屏風(びょうぶ)
屏風美人顔を背けてあがりはな
海豚(いるか)
水平線海豚は跳ねるシルエット
牡蠣(かき)
羽根の味焦げた小麦粉牡蠣ソテー
大雪(たいせつ)
一人減る大雪の日電話かな
笹鳴(ささなき)
生垣や笹鳴わたる影ひとつ
ならい
ならいやむ風紋かわる中田島
横に越すホイールカバーならい追ふ
冬景色(ふゆげしき)
風荒るる風紋流る冬景色
水洟(みずばな)
正常に観察出来ぬ水洟よ
冬の浜(ふゆのはま)
ランデブー鳥舞い上がる冬の浜
鴛鴦(おしどり)
鴛鴦や前に後ろとかごのなか
冬の服(ふゆのふく)
いつまでもはたけば匂ふ冬の服
雪吊(ゆきつり)
照らし出す雪吊白き今朝の庭
葱鮪(ねぎま)
味噌仕立て丼どんと葱鮪かな
歳暮祝(せいぼいわい)
初めての歳暮祝は忙しくも
歳暮祝(せいぼいわい)
初めての歳暮祝は忙しくも
冬の空(ふゆのそら)
白き雲浮かびて流る冬の空
枯葉(かれは)
枯葉舞う十字路真ん中人を待つ
賀状書く(がじょうかく)
賀状書くだけの友また一人減り
潤目鰯(うるめいわし
服へにも潤目鰯の煙染む
冬至(とうじ)
冬至の朝鋏をいれる冷たい実
名の草枯る(なのくさかる)
蔦枯るや変わらぬ配置寺の紅
ポインセチア
ポインセチア在庫一掃模様替え
聖菓(せいか)
食べてみるチョコのカード聖菓かな
年の瀬(としのせ)
年の瀬や子年が暦土管積み
社会鍋(しゃかいなべ)
暗闇に囲む人いる社会鍋
冬の星(ふゆのほし)
きらめく赤梢の上に冬の星
古日記(ふるにっき)
コーラス部声の変わりが古日記
年惜しむ(としおしむ)
片付けの煙真っ直ぐ年惜しむ
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水平線海豚は跳ねるシルエット
牡蠣(かき)
羽根の味焦げた小麦粉牡蠣ソテー
大雪(たいせつ)
一人減る大雪の日電話かな
笹鳴(ささなき)
生垣や笹鳴わたる影ひとつ
ならい
ならいやむ風紋かわる中田島
横に越すホイールカバーならい追ふ
冬景色(ふゆげしき)
風荒るる風紋流る冬景色
水洟(みずばな)
正常に観察出来ぬ水洟よ
冬の浜(ふゆのはま)
ランデブー鳥舞い上がる冬の浜
鴛鴦(おしどり)
鴛鴦や前に後ろとかごのなか
冬の服(ふゆのふく)
いつまでもはたけば匂ふ冬の服
雪吊(ゆきつり)
照らし出す雪吊白き今朝の庭
葱鮪(ねぎま)
味噌仕立て丼どんと葱鮪かな
歳暮祝(せいぼいわい)
初めての歳暮祝は忙しくも
歳暮祝(せいぼいわい)
初めての歳暮祝は忙しくも
冬の空(ふゆのそら)
白き雲浮かびて流る冬の空
枯葉(かれは)
枯葉舞う十字路真ん中人を待つ
賀状書く(がじょうかく)
賀状書くだけの友また一人減り
潤目鰯(うるめいわし
服へにも潤目鰯の煙染む
冬至(とうじ)
冬至の朝鋏をいれる冷たい実
名の草枯る(なのくさかる)
蔦枯るや変わらぬ配置寺の紅
ポインセチア
ポインセチア在庫一掃模様替え
聖菓(せいか)
食べてみるチョコのカード聖菓かな
年の瀬(としのせ)
年の瀬や子年が暦土管積み
社会鍋(しゃかいなべ)
暗闇に囲む人いる社会鍋
冬の星(ふゆのほし)
きらめく赤梢の上に冬の星
古日記(ふるにっき)
コーラス部声の変わりが古日記
年惜しむ(としおしむ)
片付けの煙真っ直ぐ年惜しむ
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