梔子の花(くちなしのはな)
道すがら梔子の花垣根越し
梅雨雷(つゆかみなり)
遠くから待つ音が来る梅雨の雷
風鈴(ふうりん)「風鈴売」
騒がしく風鈴売が田舎道
葭切(よしきり)「行々子(ぎょうぎょうし)・大葭切・小葭切」
鳴き声や葭切一羽飛ぶ河原
アロハシャツ「アロハ」
アロハシャツ行ったり来たり門の前
朝顔市(あさがおいち)
朝顔市手をあげる吾子背比べ
小暑(しょうしょ)「晩夏・暑中」
レース傘小暑の道他人なり
雨蛙(あまがえる)
雨蛙田んぼ星降る大合唱
四万六千日(しまんろくせんにち)「鬼灯市(ほおずきいち)」
テレビでは鬼灯市は雨知らず
蛞蝓(なめくじ)「なめくぢり・なめくぢら」
ぬめり跡なめくじ登るガラス窓
胡瓜(きゅうり)
書き取り帳胡瓜で覚ゆ爪に点
夏料理(なつりょうり)
赤青とそうめん子らに夏料理
井守・蠑螈(いもり)「赤腹」
触られぬいもりが腹の毒々し
蟹(かに)「沢蟹・川蟹」
沢蟹や逃げ足速し重い石
羽抜鳥(はぬけどり)
羽抜鳥歩きその先飛び立ちて
閻魔参(えんままいり)
閻魔参ベビーブームが出口数
海月(くらげ)
潮満ちる海月が知らす流れかな
夏帽子(なつぼうし)「麦藁帽(むぎわらぼう)・パナマ帽」
麦藁帽子顎紐しめて坂降りん
時計草(とけいそう)
ガラス靴鐘が休みと時計草
浴衣(ゆかた)
注染が色涼しげな浴衣かな
夏燕(なつつばめ)
道端に夏燕一羽水たまり
凌霄花(のうぜんか)「蔓」「のうぜん・のうぜんかずら」
日曜学校迎えし門に凌霄花
大暑(たいしょ)
フルパワー太陽発揮大暑かな
河童忌(かっぱき)
河童忌や赤いコウモリ大流れ
向日葵(ひまわり)
向日葵やむこうが見えて迷路かな
片陰(かたかげ)片かげり・夏陰
人が来る我は右側片かげり
甲虫(かぶとむし) 甲虫マッチの車がギコギコと
滝(たき)
滝を背に揃ひて二人水浴びぬ
灼(や)く
石灼けてぴょんぴょん跳ねて天竜川
梅雨明(つゆあけ)「梅雨あがる」
肌熱い梅雨明の風吹く窓辺
涼し(すすし)
涼しさや点滴が針打ち直し
遠くから待つ音が来る梅雨の雷
風鈴(ふうりん)「風鈴売」
騒がしく風鈴売が田舎道
葭切(よしきり)「行々子(ぎょうぎょうし)・大葭切・小葭切」
鳴き声や葭切一羽飛ぶ河原
アロハシャツ「アロハ」
アロハシャツ行ったり来たり門の前
朝顔市(あさがおいち)
朝顔市手をあげる吾子背比べ
小暑(しょうしょ)「晩夏・暑中」
レース傘小暑の道他人なり
雨蛙(あまがえる)
雨蛙田んぼ星降る大合唱
四万六千日(しまんろくせんにち)「鬼灯市(ほおずきいち)」
テレビでは鬼灯市は雨知らず
蛞蝓(なめくじ)「なめくぢり・なめくぢら」
ぬめり跡なめくじ登るガラス窓
胡瓜(きゅうり)
書き取り帳胡瓜で覚ゆ爪に点
夏料理(なつりょうり)
赤青とそうめん子らに夏料理
井守・蠑螈(いもり)「赤腹」
触られぬいもりが腹の毒々し
蟹(かに)「沢蟹・川蟹」
沢蟹や逃げ足速し重い石
羽抜鳥(はぬけどり)
羽抜鳥歩きその先飛び立ちて
閻魔参(えんままいり)
閻魔参ベビーブームが出口数
海月(くらげ)
潮満ちる海月が知らす流れかな
夏帽子(なつぼうし)「麦藁帽(むぎわらぼう)・パナマ帽」
麦藁帽子顎紐しめて坂降りん
時計草(とけいそう)
ガラス靴鐘が休みと時計草
浴衣(ゆかた)
注染が色涼しげな浴衣かな
夏燕(なつつばめ)
道端に夏燕一羽水たまり
凌霄花(のうぜんか)「蔓」「のうぜん・のうぜんかずら」
日曜学校迎えし門に凌霄花
大暑(たいしょ)
フルパワー太陽発揮大暑かな
河童忌(かっぱき)
河童忌や赤いコウモリ大流れ
向日葵(ひまわり)
向日葵やむこうが見えて迷路かな
片陰(かたかげ)片かげり・夏陰
人が来る我は右側片かげり
甲虫(かぶとむし) 甲虫マッチの車がギコギコと
滝(たき)
滝を背に揃ひて二人水浴びぬ
灼(や)く
石灼けてぴょんぴょん跳ねて天竜川
梅雨明(つゆあけ)「梅雨あがる」
肌熱い梅雨明の風吹く窓辺
涼し(すすし)
涼しさや点滴が針打ち直し
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